メイクデビュー東京 2023/6/10(土)

東京5R 芝1600mで行われる注目の新馬戦です。

早速予想に移ります。

<結論>

◎:6.エリカエスティーム

 兄弟に重賞3着馬がおり、調教も迫力があり素質が高い。

〇:5.オーキッドロマンス

 母系は短距離型であるが、調教は良く成長度も高そう。

▲:7.ミッキーアプローズ

 母系にはG1馬を輩出している。調教は量をこなしているが前向きさが欲しい。

△:10.ジャンル

 母系はスピードタイプで短距離向きだが、調教は良い。

<血統・調教>

1.ユニヴェール 牡2

<血統>

父:カリフォルニアクローム

 昨年2歳シーズンは芝1500~1800mでは未出走

母:デヴェロッペ

 産駒は中央芝1200~2200mで9勝。

 中央ダ1000mで1勝。

母父:ボストンハーバー

兄弟・叔父母:半姉のイルヴェントデーア(父:エイシンフラッシュ)は芝1200mで2勝。

<調教>

馬なりは良いが、追われて案外

<考察>

見送り

母の産駒は悪くはないが父は該当距離を使っていないところも気になるし、調教も良くない。

2.クラート 牡2

<血統>

父:サトノクラウン

 昨年2歳シーズンは芝1500~1800mでは8勝

 代表産駒:タスティエーラ(23年 日本ダービー(G1) 東京芝2400m)

母:パチュリー

 産駒は本馬が初仔

 現役時代は地方で1勝

母父:キンシャサノキセキ

兄弟・叔父母:叔父のプレスティージオはダ1200~1400で4勝。

<調教>

伸び脚はしっかりしているが、切れるタイプではない

<考察>

見送り

母系はダートタイプっぽく、本馬も切れるタイプではない。

3.コスモキュランダ 牡2

<血統>

父:アルアイン

 新種牡馬である。

母:サザンスピード

 産駒は中央ダ1700~2000mで3勝

母父:Southern Image

兄弟・叔父母:半兄のヴァレンティヌス(父:レッドファルクス)はダ2000mで1勝。

<調教>

頭が高い。力強さに欠ける

<考察>

見送り

母系はダート馬であり。調教も良くない。

4.サクラトップセラー 牡2

<血統>

父:ダイワメジャー

 昨年2歳シーズンは芝1500~1800mでは2勝

 代表産駒:セリフォス(22年 マイルCS(G1) 阪神芝1600m)

母:セルフィーバイブス

 産駒は本馬が初仔

 現役時代は未勝利

母父:キングカメハメハ

兄弟・叔父母:叔母のミリオンドリームズ(父:フランケル)は芝1800mで1勝。

<調教>

パワー不足で伸びがイマイチ

<考察>

見送り

母系から活躍馬が出ていない。調教もイマイチ。

5.オーキッドロマンス 牡2

<血統>

父:ロジャーバローズ

 新種牡馬である。

母:エキナシア

 産駒は芝1000~1200mで4勝

母父:スニッツェル

兄弟・叔父母:半姉のジュニパーベリー(父:ゴールドシップ)は芝1000~1200mで4勝。

<調教>

体幹がしっかりしていて伸び脚も良い

<考察>

連下

母系は短距離型であるが、調教は良く成長度も高そう。

6.エリカエスティーム 牝2

<血統>

父:モーリス

 昨年2歳シーズンは芝1500~1800mでは13勝

 代表産駒:ジャックドール(23年 大阪杯(G1) 阪神芝2000m)

母:メチャコルタ

 産駒は中央芝1600mで1勝。

母父:El Corredor

兄弟・叔父母:半兄のダイヤモンドハンズ(父:サトノダイヤモンド)は22年札幌2歳Sで3着。

<調教>

迫力がある走りで素質が高い

<考察>

注目馬の1頭

兄弟に重賞3着馬がおり、調教も迫力があり素質が高い。

7.ミッキーアプローズ 牝2

<血統>

父:エピファネイア

 昨年2歳シーズンは芝1500~1800mでは16勝

 代表産駒:エフフォーリア(G1 3勝)

母:ラシンティランテ

 産駒は中央ダ1700~1800mで5勝

母父:アグネスタキオン

兄弟・叔父母:叔父のトーセンスターダムは17年豪国エミレーツS(G1) 芝2000mの勝ち馬。

<調教>

量はしっかりとこなしているが前向きさがいまひとつ

<考察>

連下

母系にはG1馬を輩出している。調教は量をこなしているが前向きさが欲しい。

8.ゴンバデカーブース 牡2

<血統>

父:ブリックスアンドモルタル

 注目の新種牡馬である。

 産駒は先週阪神芝1600mでさっそく勝利を挙げている。

母:アッフィラート

 産駒は少なく芝1400mで1勝

母父:ディープインパクト

兄弟・叔父母:叔父のアクションスターは13年京成杯(G3)で2着。

<調教>

体が緩い

<考察>

見送り

血統は悪くないが、体が緩い状態で東京のデビュー戦は厳しい。

9.ニシノアウェイク 牡2

<血統>

父:アメリカンペイトリオット

 昨年2歳シーズンは芝1500~1800mでは0勝

 今年に入ってから3勝

 代表産駒:ビーアストニッシド(22年 スプリングS(G2) 中山芝1800m)

母:ラヴィングウェイ

 産駒は本馬が初仔

 現役時代は未勝利

母父:Victoire Pisa

兄弟・叔父母:叔父のターキッシュパレスは芝1600~2000mで3勝。

<調教>

ハミを頼る走りでスピードに乗っていない

<考察>

見送り

血統以前にスピードに乗っていない調教では買えない。

10.ジャンル 牝2

<血統>

父:ロゴタイプ

 昨年2歳シーズンは芝1500~1800mでは2勝

 代表産駒:ミトノオー(地方G2 1勝)

母:レッドティムール

 産駒は中央未勝利

母父:シンボリクリスエス

兄弟・叔父母:叔父のアドマイヤカリブは芝1200~1400mで3勝。

<調教>

器用ではないが脚取りは良い

<考察>

連下

母系はスピードタイプで短距離向きだが、調教は良い。

11.ルッキズム 牝2

<血統>

父:ワールドエース

 昨年2歳シーズンは芝1500~1800mでは0勝

母:ルミナスソード

 産駒は本馬が初仔

 現役時代は未勝利

母父:Candy Ride

兄弟・叔父母:叔父のサンライズポールはダ1400~1800mで4勝。

<調教>

口向きが悪い

<考察>

見送り

血統以前に口向きが悪い馬は制御が効かない。

12.ララヴィエルジュ 牝2

<血統>

父:ヴィクトワールピサ

 昨年2歳シーズンは芝1500~1800mでは3勝

 代表産駒:スカーレットカラー(19年 府中牝馬S(G2) 東京芝1800m)

母:ツルマルオトメ

 産駒は中央芝1200~1800mで9勝

 中央ダ1800mで1勝

母父:タイキシャトル

兄弟・叔父母:全姉のサムシングジャストは20年府中牝馬S(G2)で3着。

<調教>

気負いがあり追われて案外

<考察>

見送り

母系も父も東京の重賞で活躍馬を出しているが、2歳時は厳しい。

関係者の皆様デビューおめでとうございます!